NFTレンディングの取扱高、ユーザー数、貸出件数とも過去最高を記録

　　最もアクティブなNFTブロックチェーンとしてポリゴン（Polygon）が不動の地位を築いている。そのため、ポリゴンを利用できるオープンシー（OpenSea）の取引が増加傾向にある。また、NFTレンディングも1月の月間取引量4億4400万ドルを記録し、好調であった。

　　

　　NFT Gatorsの最新レポートによると、ポリゴンNFTがイーサリアム（Ethereum）を上回り、NFTのアクティビティが急増した。NFTレンディングの各指数が増加したことが一因である。

　　

　　NFTのアクティビティの増加はNFT市場の回復の一端である。オープンシー（OpenSea）の1月のNFT取引量はイーサリアム・ユーザー319,641人が1,132,681個、ポリゴン・ユーザー224,719人が1,514,895個であった。

　　

　　イーサリアムチェーン上で取引されたNFTの平均価格は1,390ドル、一人当たりのNFT平均購入量は3.54 個、一人当たりの平均購入金額4,920ドルであった。一方、ポリゴンチェーン上で取引されたNFTの平均価格は69ドル、一人当たりの平均購入量は7個、一人当たりの平均購入金額483ドルであった。

　　

　　

　　NFTレンディングも1月は急増し、月間取扱高約17,900ETH（2800万ドル相当）、貸出件数4,399件、借り手616人、貸し手291人と過去最高を記録した。

　　

　　NFTのアクティビティの増加により、NFTレンディングのコストは減少した。現在、1回のレンディングに支払う利子は90ドルである。

　　

　　なお、NFTレンディングの増加は、最大のNFTレンディングプロトコルBendDAOだけではなく、NFTfi、X2Y2、Arcadeもそれぞれ3,600万ドル、2,500万ドル、1,200万ドル、780万ドル増加した。

　　

　　

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