ビットコイン、2022年第4四半期には底入れか＝ブルームバーグアナリストが予想

Stephen Katte  2022年10月20日 15:28  ビットコイン、2022年第4四半期には底入れか＝ブルームバーグアナリストが予想

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　　ブルームバーグ・インテリジェンスのシニア・コモディティ・ストラテジストのマイク・マクグローン氏は、ビットコイン（BTC）の10月の高いハッシュレートに対する相対的ディスカウントは2020年第1四半期以来最大で、ビットコインはまもなく「ほとんどの資産をアウトパフォームする傾向」に戻ると見ている。

　　10月19日のツイッター投稿で、マクグローン氏は、ビットコインのハッシュレートが価格と比較して上昇し続けていることから、「リスク/リターンが有利に傾いている」と指摘する。

　　マクグローン氏は、10月のビットコインのハッシュレートの10日平均が、7万ドル前後にあるべき水準と「ほぼ同等」であると指摘するグラフを紹介した。しかし、10月18日現在、ビットコインは19,500ドルとなっている。

　　マクグローン氏は、価格とハッシュレートの間にこれほど大きな隔たりがあるのは「2020年1Qの急騰」（急落の前に急騰し、2020年と2021年まで続いた）のときが最後だと指摘した。

　　マクグローン氏は「今、同じような価格基盤が形成されている」可能性があると指摘した。

Graph of Bitcoin hash rate and price. Source: Bloomberg Intelligence

　　強気派として知られるマクグローン氏は、需要の高まり、採用、規制とともに、高いラッシュレートは、ビットコインが「マインストリームへの移行が避けられない段階に入り、比較的割安な価格になる可能性がある」と述べている。

　　Linkedinの別の投稿で、マクグローン氏は、ビットコインがほとんどの主要資産をアウトパフォームするようになるのは「時間の問題かもしれない」と述べ、次のようにコメントしている。

　　「メインストリーム化が進み、ほとんどの資産をアウトパフォームする性質に戻るのは時間の問題かもしれない」

　　また、マクグローン氏は、需要と供給の法則を考えれば、ビットコインの価格は「時間をかけて上昇し続けるはず」と述べ、ビットコインは2022年第4四半期に「底打ち」の兆しを見せると付け加えている。