FTX創業者のバンクマン-フリード氏、イーロン・マスクのツイッター買収に関心を持っていた＝報道

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　　イーロン・マスク氏だけがツイッターの買収を考えたわけではなかった。ビジネスインサイダーの報道によると、仮想通貨億万長者で取引所FTXのCEOであるサム・バンクマン-フリード氏（通称SBF）は、2022年3月にソーシャルネットワークの買収に「関心を持っていた」。

　　9月29日に掲載された記事では、7月にマスク氏が買収交渉を中断した後、マスク氏とツイッターの間で巻き起こった法廷闘争の中で、ジャーナリストが公開したプライベートな文章について言及している。

　　それによると、3月にバンクマンフリード氏のアドバイザーである哲学者のウィル・マカスキル氏がマスク氏にメールを送り、ソーシャルネットワークを共同で買収する可能性に言及したという。

　　これに対し、マスクはバンクマン-フリード氏が「巨額の資金」を持っているかどうかを問い合わせ、マカスキル氏は、SBFは240億ドルの価値があり、買収に80億ドルから150億ドルを費やす用意があると主張した。その後、4月にマカスキル氏は、モルガンスタンレーのグローバルテクノロジー投資銀行部門の責任者であるマイケル・グライムズ氏と資金調達について話し合った。グライムズ氏は、SBFが取引を成立させるために50億ドルを提供できるとマスクに伝えた。しかし、マスク氏はこれに大きな関心を示さず、SBFと「手間のかかるブロックチェーン論争」をしたくないと言ったという。

　　バイナンス、アンドリーセン・ホロウィッツ、フィデリティ、セコイアキャピタルといった企業が含まれる買収の共同投資家候補リストに、SBF個人もFTXも登場しなかったため、マスク氏とSBFとの間のこれらの交渉はうまくいかなかったようだ。

　　Musk氏は、Twitter社が偽アカウントやボットアカウントの実数を隠していると非難し、その数はSNS運営会社が主張する収益化可能なデイリーアクティブユーザーの5%を超えていると推測しています。Twitter社の訴えに関する最初の審理は、10月17日に行われる予定。同社は、司法的にMusk氏に買収を完了させるよう迫る考えだ。