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Web3.0プロジェクトがサイバー攻撃で14億8000万ドルの損害

Web3.0プロジェクトがサイバー攻撃で14億8000万ドルの損害 WikiBit 2022-07-20 17:07

ブロックチェーンセキュリティ企業ハッケン(Hacken)社の調査レポートによると、Web3.0プロジェクトは2022年1月から5月までの間に87件のハッキング、エクスプロイト、サイバー攻撃を受け14億8000万ドルの損害を被った。そのうち4件が被害総額の81%に相当する合計12億ドルを盗難された。

  ブロックチェーンセキュリティ企業ハッケン(Hacken)社の調査レポートによると、Web3.0プロジェクトは2022年1月から5月までの間に87件のハッキング、エクスプロイト、サイバー攻撃を受け14億8000万ドルの損害を被った。そのうち4件が被害総額の81%に相当する合計12億ドルを盗難された。

  2022年1月に起きた暗号通貨取引所キュービットファイナンス(Qubit Finance)のハッキングはハッカーがブリッジプロトコルX-Bridgeの脆弱性を突いて、8000万ドル相当の20万バイナンスコイン(BNB)が流出した。

  2月、ハッカーはソラナ(Solana)とイーサリアム(Etherum)を暗号通貨ブリッジのワームホール(Wormhole)を利用して送金した。ブリッジから12万wETH(約3億2600万ドル)が流出した。

  4月、NFTゲームのアクシー・インフィニティ(Axie Infinity)がハッキングされた。ハッカーはローニンネットワーク(Ronin Network)の4つのバリデータを入れ替え、プロトコルから17.3万ETH(6億2400万ドル)を盗み出した。

  同じく4月、イーサリアムベースのステーブルコイン・プロトコル「ビーンストーク(Beanstalk)」がハッキングされ、1億8,200万ドルの資金が不正流出した。

  ハッケン社の調査レポートによると、サイバー攻撃による被害額は、この2年間で急増している。さらに盗まれた資産の回収率は低下している。被害総額14億7800万ドルのうち、回収できたのはわずか4.5%の6800万ドルだった。

  報告書では「2022年1月から5月に起きたWeb 3.0プロジェクトのハッキング、詐欺、エクスプロイトによる被害件数は2012年から2019年までに起きたセキュリティ事件の件数よりも多い。また、わずか4.5%という回収率はハッキングや詐欺が複雑化していることを示してる」と報告された。

  ハッケン社CEOのダイマ・ブドリン(Dyma Budorin)氏は、Web3.0のサイバーセキュリティプロバイダーには「大きな死角」があると指摘している。

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