仮想通貨取引所FTXのCEO、弱気市場の中でも従業員の採用凍結はしないと説明

　　Ezra Reguerra 2022年06月08日 14:49 仮想通貨取引所FTXのCEO、弱気市場の中でも従業員の採用凍結はしないと説明 8 閲覧数

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　　不利な市場環境の中、いくつかの仮想通貨関連企業は人員削減や採用凍結を決定している。しかし、仮想通貨取引プラットフォームFTXは、仮想通貨の冬が続く中で新しい人員を採用し続けようとしている。

　　FTXのサム・バンクマン-フリードCEOはツイッターで、同社が今後も「成長を続ける」と説明し、市場が好調だった頃と同じように新しいスタッフを採用していく方針だと述べた。

　　バンクマン-フリード氏は、2月に同社が採用活動を鈍化させたことを明らかにした。しかし、これは資金不足によるものではないという。新たな社員を増やす前に、チームメンバーが適切に指導できるよう、十分な時間を確保するために行ったものだと、同氏は説明している。

　　13) A lot of reporters have reached out asking if we're going to be scaling back.nAnd our answer is the same as always:nWe're going to keep pushing forward.

　　— SBF (@SBF_FTX) June 6, 2022

　　バンクマン-フリード氏はスタッフをただひたらす数多く採用しても、生産性が大幅に向上するわけではないことを強調した。「雇えば雇うほど、仕事ができなくなることもある」と言う。これは、急成長によって、すべてのスタッフが 同じ目標を共有することが非常に困難になるためだと説明した。

　　さらに、FTXは2月から時間をかけて慎重に従業員を採用するようになったため、「市場の状況にかかわらず」採用ペースを保つことができると語った。

　　6月の初め、仮想通貨取引所ジェミナイは従業員の10％をレイオフした。ジェミナイからの通知によると、この動きは現在の 「仮想通貨の冬」のためだった。ジェミナイとは別に、コインベースも5月に入って雇用を減速させることを決定した。