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DeFiにおけるTVLは2年間で約400倍に増加 機関投資家が参入した影響か

DeFiにおけるTVLは2年間で約400倍に増加 機関投資家が参入した影響か WikiBit 2022-04-30 15:00

ブロックチェーン会社amberdataの調査レポートによると、DeFi(分散型ファイナンス)市場の全体的な規模は、過去2年間で大幅に成長している。DeFiのTVL(あるDeFiプロトコルに預けられた暗号資産の価値を表すもので、DeFiへの関心を測る重要な指標の一つ)は、2020年初頭6.01億ドルであったが、執筆時点では2390億ドルになっており、約400倍に増加している。

  ブロックチェーン会社amberdataの調査レポートによると、DeFi(分散型ファイナンス)市場の全体的な規模は、過去2年間で大幅に成長している。DeFiのTVL(あるDeFiプロトコルに預けられた暗号資産の価値を表すもので、DeFiへの関心を測る重要な指標の一つ)は、2020年初頭6.01億ドルであったが、執筆時点では2390億ドルになっており、約400倍に増加している。

  レポートによると、2020年第4四半期以来、大規模な機関投資家(ブロックチェーン分析会社Chainalysisでは資本金1,000万ドル以上と定義している)はDeFi取引の最大の構成要素となり、2021年第2四半期の取引量は60%以上成長した。

  一方、DeFiプロトコルに多くの資金が注ぎ込まれているため、業界そのものがハッカーの標的になっている。2021年にハッカーはDeFi分野で32億ドル相当の暗号資産を盗んだ。DeFiプロトコルのWormholeは今年2月にハッキングされ、3.26億ドルの損失を出した。これは、過去にDeFi業界で発生した2番目に大きなハッキング事件となった。過去最大のものは、2021年8月に発生したPoly Networkハッキング事件であり、合計6億ドル相当の損失が発生した。

  セキュリティに関する懸念は高まっているが、DeFiテクノロジーのユースケースは、金融インフラとして非常に効率性が良く、その効果はまだ出始めたばかりであると見られている。レポートでDeFiは、データストレージに新しいソリューションを提供でき、金融サービス企業はインフラの開発のコストを節約できると記載されている。

  機関投資家はまだ暗号通貨市場への参入の初期段階にあるため、TVLは今後数年間で大幅に増加し続けるはずである。機関投資家が変革を遂げるには、迅速なテクノロジーの導入とイノベーションが不可欠である。レポートには「2021年には、世界の金融サービス市場は23.3兆ドル以上の価値があると推定されている。これは、現在のDeFiは全体の約1%を占めていることになる。もしこれが5%に増えたら、1兆ドル以上の資金がこの分野に流入することになる」書かれている。

  

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