Epic Games、20億ドルを調達し、メタバース開発

　　今週、ゲーム開発会社大手のEpic Gamesはソニーグループとレゴグループ（LEGO Group）の親会社であるKIRKBIから出資を受け、メタバース開発のための資金20億ドルを調達したと発表した。

　　Epic Gamesの創設者兼CEOであるTim Sweeney氏は、「この投資により、メタバースを開発し、プレイヤーが友達と楽しむことができる空間の作成、クリエイターがコミュニティを構築し、没入感のある体験ができる空間を作ることができる」と述べた。

　　同社は、過去にメタバース事業に関する議論をしており、NFTにもオープンな態度のように見えたが、メタバースの計画がブロックチェーンベースであるかどうかは明示していない。

　　Sweeney氏は、2017年にブロックチェーンネットワークについて、「この分野では強力なアイデアが生まれている」と高く評価している。2021年1月のインタビューにおいて、メタバースのエコシステムを構築する必要性を述べ、ブロックチェーン技術を「個人の所有権を表現する紛れもなく中立的な分散型方法」と説明。しかし、同氏は、現在のブロックチェーンネットワークの処理能力について、大規模なメタバースゲームの体験を処理するのに十分ではないと考えている。

　　一方、PCゲーム市場の主な競争相手であるSteamは、保守的な様子を見せており、昨年10月、プラットフォーム上でNFTまたは暗号通貨を統合したゲームの販売禁止を発表した。

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