インターネット探偵でユーチューバーのコーヒージラ(Coffeezilla)氏は、ブロックチェーン・コミュニティのメンバーとともに、2000万ドルの非代替性トークン(Non Fungible Token: NFT)の詐欺を食い止めた経緯をビデオで公開した。
インターネット探偵でユーチューバーのコーヒージラ(Coffeezilla)氏は、ブロックチェーン・コミュニティのメンバーとともに、2000万ドルの非代替性トークン(Non Fungible Token: NFT)の詐欺を食い止めた経緯をビデオで公開した。
このブロックチェーンプロジェクトは「Squiggles」と呼ばれていたNFTである。プロジェクトの公式ツイッターは既に23万人以上のフォロワーを獲得していた。「Squiggles」は2月10日に最大手のNFTマーケットプレイスのOpenseaで発売する予定だった。
発売予定日の数時間前に公開されたコーヒージラ氏のビデオでは、匿名ユーザーの60ページに及ぶレポートが取り上げられており、Squigglesの創設者や、このプロジェクトの実態について暴露されていた。
「このプロジェクトの背後には、“NFT Factory LA ”という名前のグループが存在しており、メンバーのGavin、Gabe、Aliなどの人物は、Squigglesだけでなく、複数のNFT詐欺事件とつながりがある。
League of Divine Beings(リーグ・オブ・ディバイン・ビーイングス)
Vault of Gyms(ジムの金庫)
Sinful Souls(罪の魂)
Dirty Dogs(ダーティー・ドッグス)
Lucky Buddhas(幸運の仏さま)
上記のNFTの案件はNFT Factory LAが運営したプロジェクトの一部に過ぎない。」
さらに発売直前、Squigglesの創設者のArsalan氏がNFT Factory LA のメンバーGavin氏のロールスロイスに同乗している写真がInstagramに出回った。
このレポートが公開された数時間後、OpenSeaはこのプロジェクトの上場を廃止した。
コーヒージラ氏は、「まずは詐欺師集団がイーサスキャン(EtherScan)のサイトを経由し、1つのアカウントから800ETH(約240万ドル)を数百個の新しいウォレットへ分配する。そのあと、これらのシャドーウォレットで、Squiggles NFTを購入し、OpenSeaで販売する」と詐欺の流れについて分析した。
こういう手口は、ブロックチェーン業界では「ラグプル(RugPull)」といい、プロジェクト側が意図的に資金を持ち逃げするタイプの詐欺である。ラグプルを一般の投資家が見分けるのは困難とされている。
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