日本語
Download

12万イーサリアムが盗難され ソラナワームホールの安全性に欠陥の可能性

12万イーサリアムが盗難され ソラナワームホールの安全性に欠陥の可能性 WikiBit 2022-02-03 15:57

イーサリアム(Ethereum)ブロックチェーンエクスプローラーのイーサスキャン(Etherscan)によると、12万枚のwETH(Wrapped ETH:ERC20に準拠するトークン)がハッカーのウォレットに送金されたことを発覚、被害総額は3億2200万ドルに上った。

  イーサリアム(Ethereum)ブロックチェーンエクスプローラーのイーサスキャン(Etherscan)によると、12万枚のwETH(Wrapped ETH:ERC20に準拠するトークン)がハッカーのウォレットに送金されたことを発覚、被害総額は3億2200万ドルに上った。

  ワームホール(Wormhole)開発者は現在、ハッカーにオンチェーンメッセージを送った。

  「こちらはワームホールデプロイダーです。私たちは、あなたがSolana VAA検証を悪用してトークンをマイニングできたことに気づきました。私たちはあなたにホワイトハット契約を提案し、吸い上げの詳細と、マイニングしたwETHを返却するために、1000万ドルのバグ報奨金を提示したいと思います。」

  今現在、ワームホールのウェブサイトは停止している。

  wETH(Wrapped ETH)とは、ラップされたETHという意味で、スマートコントラクトというプログラムを通じてETHと同じ価値で交換される。wETHは、分散型暗号通貨取引所(Decentralized Exchange:DEX)でERC-20に準拠したトークンと交換できるため、人気が急上昇している。

  今回のハッキングはワームホールの脆弱性を利用し、イーサリアムを盗み出したが、詳細はまだ分かってない。

  ワームホールは、DeFi(分散型金融)におけるトークンの互換性を重視し、さまざまなトークンブリッジを開発した。2021年9月にソラナ(SOL)とイーサリアム(ETH)間のトークンブリッジ機能を開発し、交換ツールをリリースした。異なるチェーン上での運用に関する開発は今後も増えていくだろう。

  しかし、イーサリアムを考案したヴィタリック(Vitalik)氏はツイートでクロスチェーンブリッジのセキュリティリスクに警鐘を鳴らしている。イーサリアムや他のブロックチェーンによるクロスチェーンソリューションで、ブリッジされた暗号資産が増え続けている。チェーンや分散型アプリケーション間で転送する際の攻撃ベクトルが増加するため、これらに対して反対を表明している。

  

  免責事項:

  暗号通貨は価格変動が激しく、トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。

  本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。

  また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。

WikiBitとは?:

  弊社が提供しているWikiBitは、暗号通貨取引所・トークンの信頼性に関する情報を収集・公開している第三者プラットフォームです。

  登録されている暗号通貨取引所・トークンの数は、全世界で1万件を超えています。

  「真相公開」のページでは、実際に詐欺に遭ってしまったトレーダーからの被害報告が日々投稿されています。また、WikiBitでは暗号通貨に関連するニュースや、相場情報までトレードに役立つ有益な情報を日々発信しています。

  初めて暗号通貨(仮想通貨)取引所を利用する際は、入金前にWikiBitのアプリで、取引所の安全性や評判を確認することを強く推奨しています。

  https://www.wikibit.com/jp_ja/download.html

  コンテンツは全て無料で閲覧できます。

  ぜひ上記のリンクからWikibitアプリをダウンロードして、取引所の情報をチェックしてみてください。

免責事項:

このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。

  • トークン交換
  • 交換レート
  • 外貨両替計算
/
現在のレート
両替できる金額

0.00