米俳優ジョニー・デップがNFTコレクションを発表

　　大物俳優のジョニー・デップ（Johnny Depp's）氏が、友人やヒーローをイメージした非代替性トークン（Non-Fungible Tokens：NFT）のコレクションをリリースすることを決定した。

　　「Never Fear Truth（真実を恐れずに）」と名付けられた11,111個のNFTのコレクションが商品化される予定だ。

　　このコレクションには、デップ本人のほか、演技派俳優のマーロン・ブランド（Marlon Brando）や、ハリウッドを代表する大女優のエリザベス・テイラー（Elizabeth Taylor）、政治ジャーナリストのハンター・S・トンプソン（Hunter Stockton Thompson）、悪のカリスマを演じたヒース・レジャー、ティム・バートン（Heath Andrew Ledger）、モデル兼女優のリリー・ローズ・デップ（Lily-Rose Melody Depp）など、さまざまな人物が登場している。また、デップ氏の亡き愛犬ムーや、息子が作ったキャラクター「バニーマン」もNFTシリーズに含まれている。

　　作品は、ポップとストリートアートをミックスしたもので、丁寧に描かれた線と鮮やかな色彩が特徴である。

　　デップ氏は「私はいつもアートで自分の気持ちを表現している。家族、友人、尊敬する人など、自分にとって最も大切な人たちを思い浮かべてきた」と、自らアニメーション化したアートワークを使用してNFTを作成したことをアピールした。

　　また、Never Seen Beforeというウェブサイトが開設され、NFTの販売は抽選で行われる予定だ。抽選は2月9日に締め切り、17日に当選者へ販売する予定である。二次販売にはNFTマーケットプレイスのRaribleも対応する予定となっている。

　　10,000個のNFTが一般販売され、1,111個はデップが保有してファンや慈善団体に割り当てる予定だ。また、NFTの売上の25％は、デップやコレクションに使用されたヒーローたちが支援する様々なチャリティーに寄付される予定である。

　　この特別なコレクションの発表は１月２６日に実施された。NFTのコミュニティやコレクター達へ大きな反響があったためか、ディスコードへのアクセス障害が発生した。

　　NFTコレクションは著名人達の参入により、ますます熱くなっていくに違いない。

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