運動靴のナイキがNFTに取り組む準備を

　　運動靴及びスポーツアパレルで有名なグローバル企業ナイキ（Nike）社が、メタバースと非代替性トークン（ノンファンジブル・トークン：NFT）の分野に参入する準備を進めている。

　　ナイキ社には既に、メタバースの詳しい従業員が数名所属しており、2019年に「クリプトキックス（cryptokicks）」の特許を取得した。

　　ミレニアル世代のビジネスパーソンを主要なターゲットとして、政治、経済、金融、テクノロジー、企業戦略、スポーツなど幅広い分野のニュースを配信するメディアのビジネスインサイダー（Business Insider：BI）社のシニア・コレスポンデントであるMatthew Kish氏の分析では、「ナイキはメタバースに全力で取り組んでいる」と説明している。

　　また、Kish氏のレポートでは、スニーカーやアクセサリー、アパレルなどのブランドのバーチャル商品について、ナイキが米国特許商標庁（United States Patent and Trademark Office：USPTO）に登録申請を提出したことが分かった。

　　ナイキが所有する多くの有名な商標の中には、SNKRS、エアジョーダンのジャンプマン、やナイキのスウッシュなどを、すべてオンラインおよびオンライン仮想世界で使用可能な仮想商品、ウェアやフットウェア、スポーツ用品、アート、玩具、アクセサリーを “フィーチャーしたコンピュータプログラム ”として活用することができます。

　　世界最大級の人材発掘SNS企業のLinkedinは、ナイキ社員には「メタバースについて考えること 」というタスクが存在する説明している。また、ナイキはバーチャルフットウェアとバーチャルマテリアルのデザイナーを募集している。

　　ナイキは、2018年のフォーチュン500リストで89位にランクインしており、昨年はパンデミックの中、374億ドルの収益を上げた。公式なNFT計画をまだ発表していない。

　　一方で、今年有名ブランド続々NFTと仮想商品へビジネスの展開をみせていた。7月コカ・コーラが国際フレンドシップデーを記念して初のNFTを発売した。グッチとバーバリーも、メタバースアプリケーションで使用できる独自のNFTを発表していた。

　　NFTは新たな価値と概念を生みだしている。

　　Amy：https://news.bitcoin.com/athletic-shoe-giant-nike-looks-poised-to-tackle-metaverse-and-nfts-report/

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