NFTの売上　落ち込みから回復へ

　　Bitcoin.com Newsによると、2021年9月12日の非代替性トークン（Non-Fungible Token：NFT）の販売額が8月中旬の史上最高額から、9月10日に86％も急減した。その中、販売量トップのNFT市場のOpenseaは、7日間の売上が52.47％も減少した。しかし、1週間が経過した現在、NFTの売上は再び回復し、人気のあるマーケットやコレクションの勢いは止まらない。

　　NFTの回復

　　イーサリアム（Ethereum, ETH）とポリゴン（Polygon, MATIC）のネットワークに対応するOpenseaのトレーダー数は9%増で、NFTプロジェクトのアクシーインフィニティ(Axie Infinity) で、7日間の売上高は1億1061万ドルだった。

　　アクシーインフィニティは、ベトナムのスタジオSky Mavisによって開発されたNFTベースのオンラインビデオゲームで、ETHをベースした暗号通貨、AXSとSLPを使用しているほか、AxieやアイテムのNFTグッズを獲得できる。お金を稼げるというNFTゲームが高い注目と人気を集めている。特に平均収入の低い東南アジア国では、ゲームの利益で生計を立てる人もいる。

　　ブロックチェーンゲームの特質を用いて、ゲームのプレイを通じて暗号資産や法定通貨との交換可能なトークンを提供することで、ユーザーがリアルマネーを稼ぐことができるPlay-To-Earnという新しいゲームモデルが話題となっている。しかし、日本でPlay-To-Earnモデルのブロックチェーンゲームを提供する場合、景品表示法の景品規制、刑法の賭博罪や、その他特定商取引法などの問題点を検討する必要がある。

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