Square Q2レポート：ビットコインの総収益、前年比で約3倍に増加

　　Twitterの創設者兼CEOのJack Dorseyが率いるデジタル決済会社Squareは「2021年第2四半期のビットコイン収益は27億2000万ドルとなり、前年比で約3倍に増加しましたが、ビットコインの粗利益はわずか5500万ドルで、ビットコインの収益は約2％を占めている」と発表しました。

　　Squareのビットコイン収益は、顧客が購入したビットコインの価値総額である。この利益は、顧客に販売されたBTCの総額とSquareがこれらのBTCを購入したコストとの差から生じます。

　　これは、ユーザーがCash Appを通じてビットコインを購入する場合、Squareはビットコインの市場コストにごく一部の利益を適用するためです。この部分は不安定で、コントロールできないことである。ビットコインの収益と粗利益は、顧客の需要や市場価格の変化により、今後の数四半期で変動する可能性があります。

　　5月の急落は、Square自身の投資にも影響を及ぼしました。同社は2020年後半と2021年初にそれぞれ5000万ドルと1億7000万ドル相当のBTCを購入しました。Squareはビットコインを「無期限の無形資産」と見なしていますが、会計規則では、第2四半期にBTC投資を4,500万ドルの減損損失として計算されました。