Coinbase CEO：中国のデジタル通貨は「脅威」

　　CoinbaseのCEO、Brian Armstrongは、今年の5月11日に、米連邦準備制度理事会のJerome Powell議長と元下院議長のPaul Ryanと会談しました。しかし、会議内容自体が公開されていなかった、Jerome Powellの会議スケジュールが発表された後、先週の金曜日（7月2日）に公開されました。

　　スケジュールにより、3人の会議が30分続いたことを明らかにしました。この会議は、米連邦準備制度がCBDC（中央銀行デジタル通貨）に関する「ディスカッションペーパー」を発表する前に行われました。

　　Brian Armstrong 氏が、5月11日のツイートで言及された内容から判断すると、この会議は、暗号通貨に関する議員の疑問を明らかにし、この技術を巡る規制問題をより深く理解することを目的としています。Coinbase CEOはツイートの中で、中国で実験されているCBDCについての見解を、会議で発表したと述べました。

　　Armstrong氏は「米国は独自のデジタル通貨を迅速に作成する必要がある。そうしないと、中国のCBDCから脅威にされることになる」と述べています。

　　2020年10月19日に、Jerome Powell議長がすでに、米国はCBDCを発行すべきであると述べました。しかし、彼が国際通貨基金での「国境を越えた」支払いについて、グループで話した時「米国はCBDCの正しい使用に焦点を当てるべきであり、CBDCを最初に作成した国である必要はない」を強調しました。